俺だけのLovelyメイド
「なっ……、香乃華!?」



「お久しぶりです、泰臣さんっ」




なに、この状況。
なんなの、この状況。

……あたし、どうすればいいの?





「久しぶりね、泰臣」




カツンとヒールの音がして、その声の方向に視線を向けると。




「……っ、母さん!?」



「か……っ」



母さん!?
ってことは、この人が……


東條の、お母さん?



ピシッとしたシーツを着こなした、真っ黒のショートカットがよく似合うの女の人。





「お母様‼お久しぶりです」



「香乃華、久しぶり。よく来てくれたわね」




近くに寄って来た香乃華さんを、東條のお母さんが抱きしめた。


な、何がどうなってるのか、あたしにはさっぱり……
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