再会はある日突然!!


「流星くん!早く行こう!」



元気になったななちゃんは、早速車を降りて、今にも走り出しそうだ。




そんなななちゃんを追いかけるようにお店に入った。



ななちゃんは、ぱぁぁっと目を輝かせている。



とりあえず、日用品売り場に行こうと向かっていると、ななちゃんからの視線を感じた。


ん?



ななちゃんを見てみると、ひとつのお店をじーっと見ている。



「ななちゃん…はいる?」



「でも…」



「時間はたっぷりあるし、いいよ?」


俺がそう言うと、ななちゃんの顔がわかりやすいほど、明るくなった。


「行く!」



そう言って、俺を置いて、さっさとお店に入ってしまった。



はやい…




俺もななちゃんの後からお店に入った。


だけど、可愛い感じのお店だから、俺が1人でウロウロしていると目立つ。


ななちゃんどこいったんだろう…


ななちゃんを探しながらお店を見て回った。


途中で、革で出来ているドッグタグを見つけた。


「あれ、いいな…」


名前とかメッセージを入れてもらえるらしい…


「すいません…」



俺は、ななちゃんとお揃いで付けられるように名前と言葉を入れてもらえるように頼んだ。

ついでに家に届くようにしてもらう。


その後、またななちゃんを探しにウロウロすると、お店の奥で見つけた。




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