再会はある日突然!!



寝てるかな?と思い、静かに玄関の扉を開ける。


まあ、少しはガチャって音がするけど。



靴を脱いでリビングに行こうとしたとき、何かが飛びついてきた。




「おかえり!」


「おわっ!ただいま。」



飛びついてきたのはななちゃんだった。



ってことは、別れ話じゃない?



そんなことにホットしながらも、ななちゃんを抱きしめ返す。



ななちゃんが離れないからしばらく抱きしめていたけど、そろそろ…



「ななちゃん?そろそろ部屋に行かない?」



いま、二人でいるのは玄関を入ってすぐの廊下だから、結構薄暗い。



俺がそういうと、ななちゃんはここが廊下ってことを忘れてたらしく、ハッと思い出したみたい。


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