love game♡
家を出ると、隣の家から優が出て来た。

「あ‥」

「遅刻魔のくせにちゃんと来たな。」

「そこは、学校とは違うからね。」

「なんか‥雰囲気違う。」

「お兄ちゃんにコーデしてもらった。
どーよ!!女らしくない?」

「お‥う。」

目を横にそらして、照れ臭そうにいった。

待ち合わせは駅。

「日菜子がね、優とのデート服って写メ送って来たよ。」

「‥ふっ。ウキウキしすぎ。」

日菜子の話をだすと優の顔がほころんだ。

なんか、普通に優と話せたの何日ぶりだろうか。

「日菜子は、優のこと大好きだからねー。」

「俺も大事にしてやろうと思ってる。」

「好きなんだ?」

「当たり前だろ。」

「惚気てんなよ!!」

「お前が言わせたんだろー!!」

案外。
平気じゃん。

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