冷愛冷涙-Reiai Reirui-
イラつくし、ぶん殴りたいけど、全ては愛のため。


そう思うと、何とか我慢できた。


「冷、何時に帰る?」


「食べ終わったらすぐ帰るに決まってんだろ」


この命令を聞くまでは。


「ダメだよ??今夜は一晩中私と一緒♪優しくしてね?冷」


キスまでは許せた。


けど、いくら愛のためでも、無理。


こんなクズは却下だ。


「断─」


「冷に拒否権ないでしょ?いいの?絵莉花に頼んで。絵莉花の彼氏くんに松永愛襲わせるよ??それでもいいんなら、どうぞお帰りください??」
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