冷愛冷涙-Reiai Reirui-
「ならよかったわ。うるさかったら遠慮なく言いや?黙る努力はするから!努力が実るかは知らんけどな!もうちょいここおってもいい?愛としゃべりたい!」


「あ、うん……」


時速300キロぐらいで話される関西弁についていけない。


「あ、うちのことは夢月でえぇから。愛って呼んでいーよな?まぁもう呼んどぉけど」


ニコニコ…というよりも豪快に笑う夢月。


私もつられて笑う。


「笑ったら可愛さ倍増!!目の保養やわぁ。待ち受けにしたいもん」


「おおげさ…」


こんな生気を失った奴のどこが目の保養なんだろね…。


「愛はどこの高校通っとん?」


「晴風だけど…」


話飛んだね。


なんか、大嵐みたいな人だな…。


「晴風!?ホンマに!?メッチャ賢いやん!うちなんか暴走族が通うよーな高校やで」


自虐ネタのつもりで夢月は言ったんだと思うんだけど、暴走族っていう単語に過剰に反応してしまった。


「暴走族…?」
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