現役女子高生、メイドになります!
冬休みが明けて、小学校の最終学期に突入した。だから今日は、きっと最後の席替え。
まじで昨日は眠ることができなかった。できたら陽菜と同じ班になりたい。
俺ら中学校が別々だし、卒業したらこうして毎日会うことができなくなってしまう。
六年生になってからは、陽菜と一度も同じ班にはなれなかったから、最後の最後で……って、思ってんだけど。
余計なことは考えずに、あえて頭を空っぽにしながらくじを引くと、なんと俺は、陽菜と同じ班になることができたのだ。
俺の前の席に座った陽菜は、こっちを振り向いて、
「ユッケと同じ班になるのって、五年生以来?ウケるね」
と言った。それから、陽菜の隣に座るゴンには「またあんたが隣なの?まじサイアク」と、文句をたれた。
……別に、ウケねーし。
まじで昨日は眠ることができなかった。できたら陽菜と同じ班になりたい。
俺ら中学校が別々だし、卒業したらこうして毎日会うことができなくなってしまう。
六年生になってからは、陽菜と一度も同じ班にはなれなかったから、最後の最後で……って、思ってんだけど。
余計なことは考えずに、あえて頭を空っぽにしながらくじを引くと、なんと俺は、陽菜と同じ班になることができたのだ。
俺の前の席に座った陽菜は、こっちを振り向いて、
「ユッケと同じ班になるのって、五年生以来?ウケるね」
と言った。それから、陽菜の隣に座るゴンには「またあんたが隣なの?まじサイアク」と、文句をたれた。
……別に、ウケねーし。