夢色メイプルシュガー


えっ、なに?

わけのわからない私は、ポカンと口を開ける。


「芽衣、その時のケーキをリメイクしよう!」

「ええっ!?」


びっくりして、声を上げてしまった。


「大好きなお母さんのために初めて作ったケーキ……。これが、芽衣らしいケーキだ」


まるで予想だにしなかった、その提案。

この時私はただ、戸惑うことしかできなかった。

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