孤独の海。
友達も居ない、愛情と云うものを知らない私は中学の頃2人が家を出てから私も家を出ていた。
1人で家に居るのがなんとなく嫌だった
そしたら中学2年の時1人の男にレイプされた
怖くて、怖くて怖くて..でも抵抗出来なかった
自分の中に"抵抗をする"と云う判断が身についていなかったから
それから性に対して"どうでもいい"と云う感情を抱くようになった
"どうせ自分は汚れているから"
そう思うようになった
だから毎日のように夜になっては外出して
名前も知らない男と一緒に過ごして寂しさを紛らわせていた
そしてたまたま知り合いの人が風俗を営業していたからこの世界に入った
毎日毎日知らない男達と抱き合い、大金を貰い金銭感覚も狂っていった
母親も私がしていたことを知りながら、何も言わなかった
いや、ただ一言だけ言われたっけ..『そのお金でご飯食べに行こうよ!』
正直びっくりした
怒られるでもなく、泣かれるでもなく、縁を切られるわけでもなく
"応援"されたのだ
『行ってらっしゃい!』
『今日も頑張ってね!』
狂ってるよ..
全部全部狂ってる