ota-stay night-
青い男「う・・・ばっちい・・・てめぇ・・・ただじゃ殺せねぇ・・・人が甘くなってりゃいい気になりやがってよぉ!!」

キレた!!

田口(な・・・なに!?効いていない!!)

男が槍を突き出してきた。強化した玉袋でなんとか凌ぐが、壁までふっとばされる。

田口(なんて威力だ・・・こりゃ金玉の一つ潰れたか。)

普段なら大問題だが今はそこまで大きなことじゃない。この臨死の瀬戸際、どう逃げるかだ。

青い男「絶対殺す。殺す殺す殺すコロス・・・」

嫌なことがあった中学生みたいな独り言をぶつぶつ呟き男は迫ってくる。

田口(クソ・・・もう終わりか・・・)

青い男「死ね・・・!!!!!!!!!!」

槍が迫る。かわす術は無い。どうもこいつの槍は直線では無いようなのだ。

田口(結局童貞のままかよ・・・)

槍は心臓の前まで来た。1秒後には俺は死んでいるだろう。

俺は目を閉じる。またあの痛みを思い出すと汗が止まらない。体はうごかない。





カキン!!



田口(死んで・・・無い?)

青い男「チッ、なんだ・・・!?こいつは!!」





其処に現れた




彼女はとても可憐でそれでいて幼く、どう見ても美幼女だった。

「あなたが私のマスターか?」



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