キミへ告げる想ひ
「ま、とにかく明日になれば全員わかるってことだよね」

「そうだね。じゃあそろそろ帰ろうか」

冬実は純子に笑いかけ、桂碁たちは彼女のその言葉で立ち上がった。

「明日もやるぞー」

真奈が突然酔っ払った人みたいによろけながら手をあげた。


けれどもその顔は、よく笑っていた。
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