キミへ告げる想ひ
そう言われて後ろを振り向くと、

そこには女子生徒が一人立っていた。


「どうしたの?」

桂碁は声を掛けながら近づいた。


「あの、Loving Flowersのリーダーの方ですよね?」


「うん、そうだけど…。


あなたは?」



「私は2年2組の倉橋瑞樹です。




あの、私をメンバーに加えていただくことって出来ませんか?」

どうやら隣のクラスの子のようだった。
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