キミへ告げる想ひ
22-ふたりいろ

1,



あっという間に、時間は過ぎていった。



あのあと華たちから“決意”を聞いた。





桂碁と付き合う人は華で、



他のみんなは諦めに近い形になるけれども、



本人たちがそれでもいいと言っているので、



桂碁は反対のしようがなかった。





これが彼女たちなりの桂碁への想いなのだろう、



桂碁はそう解釈することにした。

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