キミへ告げる想ひ

3,

「さて、曲も決まったことだし、初恋トークでもしない?」

「お~いいね。
桂碁の初恋とか聞いてみたかったんだよね」

華は彼の方を見ながら言った。

「別にいいけどみんなのを先に聞いてみたいな」

「残念だけど、私は桂碁が初恋の相手なんだよね」

冬実がそう言うと六人中四人も同じように頷いていた。

初恋の人多いなと桂碁は驚いていた。
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