私の物語2(仮) ~現在 社会人編~

入院している病院で 装具を作ってもらい 退院後 何日間か リハビリの為 通院した

それから家から近い いつもの病院にリハビリを通うようになった

手の痛みも ずっと続いた

腕の傷は 日に日に良くなり 包帯からテープに変わった

このテープを 貼る事で 傷口が 綺麗になるらしい

今では 半年に一回 手術した病院に 顔見せと言う理由で 通っている

主治医の先生も この病院リハビリの先生も とても良い先生だった

術後 主治医の先生は 私のことと言うか 麻痺の事を あまり知らなかったのか? あんなに腱を長くしたのに 手首 指先が 思ったより 伸びなかった と考え込んでいた

私としては 手首が 前より伸びただけで 充分だった

けれど腱を 伸ばしただけじゃ私の頑固な左手は 私の意志とは 関係なく力が入った

手術したら 全て治ると言う訳ではなかったが やって良かったと思った

傷あとは 完全に治るものではないけれど 手術して手が 今までより使えるようになったし 見た目も前より良くなったと思った

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