私の物語2(仮) ~現在 社会人編~
21 愛猫

私が 小学生の時に貰ってきた白猫

大好きで大切な猫だった

平成二十六年十月三日 十四歳で死んでしまった

全ては 自分のせいだった

猫など飼った事がない 何の知識もない私が ももを飼ってしまったせいで 死なせてしまった

私が 前の会社で 働いていた時 もものお腹に 大きなしこりができはじめた

それに気付いた 私はすぐ動物病院へ行き調べてもらった

結果は 乳ガン 高齢の為 手術は しない方がいいと言われた

それも子どもの頃に 避妊手術をさせなかった事が 原因 私の知識が足りなかった

手術なんて考えた事がなかった

知ってる人は知ってる事なのに知らなかったじゃすまされない

私は すごく後悔した

ずっと一緒だったのに 自分が病気になってからずっと一緒だったのに いつかは一緒にいられなくなる事もわかっていた

けれど心のどこかで ずっと一緒にいられるとも思っていた

そんな事あるはずないのに まだももは生きているのに泣いている自分がいた

ももに 失礼だと思いながら 考えずにはいられなかった
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