狂愛彼氏


「勿論…………監禁したい位に」


ぽそりと耳元で呟かれた言葉に私は、戦慄した。
しかし、その反面、私の心は歓喜に震えている。


ああ………私は、私は疾風の事が、好きなんだ。


ひた向きに一心に向けてくれる言葉に私は、ほだされてしまった。


「ふふ………」

「遥?」

「今回だけだから、ね」

「………あぁ」


フッと小さく笑って疾風は私を抱きしめる腕に力を少しだけ込めた。
それに応えるように、私も疾風の背中に腕を回した。


「遥?」


予想外の私の行動に疾風は驚きを隠せないようだ。


疾風の反応に私は、満足しながら小さく言葉を紡いだ。


「―――――好き、よ……」

「!遥、今……」

「授業が始まる」


すっと疾風から離れて前を歩く。
直ぐに疾風が横についた。


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