狂愛彼氏
確かにそうだけれど。
(こんな怖そうな人が教師……絶対威圧感たっぷりな授業になりそう……)
授業をサボればペナルティ、なんてしていそうだ。
「遥、失礼なこと考えてないか?」
「っえ、」
「ほぅ……」
スッと疾風の目が細められる。
あたしは、慌てて首を振りながらなにも考えていないと必死に言った。
「本当にか?」
「勿論っ」
「………ケーキに誓えるか?」
「っ、勿論!」
何だか、疾風って意外に色んな話もするし、冗談もたまにだけど言う。
人を見た目で、は本当だと思う。
「今日は、どこにいくの」
学校が終わったら何時も甘いものがある場所に連れていってくれる。
「今日はケーキ買って遥の家」
美味いケーキ屋教えてもらったと疾風は言う。