護衛の私と主人の君と
出雲ごと床に伏せたが、左腿と左腕にかすり、血が流れる。



と、



出雲「しず、ちゃん?」



と、私から離れて、私の血を見る出雲。



出雲「しず、ちゃん、私、を庇って」



と、また泣き出す出雲。



「ウウン、これぐらい、平気、だ。さぁ、これ、血がついてるけど、下着だけよりマシだと思うから」



と言い、白シャツを羽織らせる。



そして、私は黒のタンクトップの上から上着を着る。



きっと、黒の方が血は目立たないから。



出雲「やっぱり、私をか「あっちの出口。そこを出れば、金髪や黒髪の、月光が居るから。な?」うん」



と言い、パタパタと走っていった出雲。



そして、私は痛みを我慢しながら電話男の銃を蹴飛ばす。



すると、



電話男「俺が、組長だ」



と言った電話男。



電話男「もう、組は解散する。組にも連絡が行ってるから、捕まえた連中は全て逃がした。それに、

天音雪は諦める」



!!



東城組長「本当だ。言うことは言ったし、俺は」



と言い、



パンっ



バタッ



東城組長「死ぬ」



と、頭を打って倒れた東城組組長。


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