護衛の私と主人の君と
うーん。



確かに、言われてみればそうだな。



でも、



「私の素は、女らしくも無く、表情も、こんな風に明るくありませんよ?」



麗奈「良いのよ、それで」







柚葉「うん!素顔を隠されるより、そっちの方が良いよ」



………。



「なら」



と言い、素に戻る。



柚葉、麗奈「!」



………。



「私の素の顔付きも、声も、口調も、雰囲気も、さっきとは違う。それでも、

このままで居た方が良いのか?」



正直、2人は黙るだろう。



怖いと思っても、きっと言えないだろうから。



と、



柚葉「うん!」



麗奈「それで良いよ」



と、笑って言ってくれた。


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