お姫様は俺のモノ
「じゃあ、また後でな。ゆっくり入っておいで」


自分でもびっくりする優しい声で話す俺。


俺、ヤバイな。


さっきの白雪が可愛くて可愛くて思わずニヤケル。


脱衣場で服を脱ぎ捨て腰にタオルを巻いて風呂に入ると、二人組のいかにもなやつらがなんか、話してる。


「さっきの見た?メチャクチャ可愛い子いたし。あれ、絶対タイプだわ」


可愛い子ーー?


俺が風呂に入るとガン見する不良達。


なんだよ。


「さっきの女の子と一緒にいなかった?」


はあ?

それって、白雪?
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