小さな奇跡。
凛side




助けて!なんて言わなきゃよかった…



迷惑かけない…そう誓った…


傷をおうのはあたしだけで十分…




最悪な状況の今…今までのことが駆け巡る…。









『1人で悩んでてもなんも始まらない…』

『1人でそーやって悩んでるから苦しくなるだ…』

『なんかあるなら俺に頼れ!』

『俺は認めてるよ?凛のこと…』



あたしは隼人くんとお仕事したくて…隼人くんの横に並びたくて…認めてもらいたくて芸能界にはいった…。



隼人くんが幸せならそれでいい…



いつも心配してくれる隼人くん…




ほんとにあたしがこんな状況になってて幸せって思えてるのかな…






あたしなら…相談してくれないと…頼りにならないんじゃないか?って思ってしまう…












もしかして…おなじなのかもしれない…








相手のことを思ってるようで自分のことしか考えてなかった…





あたし…









ごめんね…隼人くん…。










気づいたんだ…




大好きです…。




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