先生。あなたはバカですか?【番外編SS集】〜君は今ここにいる〜

「なっ…何でですか!?まだ話は終わってませんっ!」


「俺が宮原と付き合う付き合わないって話?その話なら、もうかれこれ3年も前に終わってるよ」


「はい。出た出た」と言って宮原を廊下に追いやる。


それでも入って来ようとする宮原を制してドアの淵に手をかけると、宮原は口を尖らせて、不満げな表情で俺を見上げた。


そんな宮原に、俺はとどめを刺す。



「俺は今もこれからも、

生徒に手を出す気、一切ないから」



これを宮原に伝えたのは何度目だろうね。


もうこれ以上言わせないでね。


そう言うと宮原は視線をさまよわせ、キュッと唇を噛み締めた。



胸が、痛まないわけじゃない。


宮原を嫌いなわけじゃないし。


どちらかと言えば、結構可愛がってる生徒の一人だし。


だけど………これでいい。



「……イ……」


「?」


「イッキシッッ!!!!」


「……。」


「あ。ごめん先生。最近寒いから鼻風邪ひいちゃってて」


テヘヘと言って鼻をすすりながら頭をかく宮原。


ふられた相手の顔面に思いっきりクシャミかけるとか……どんなメンタルしてんだ?
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