また内緒の話
律side
今日は休日だ
昨日のこともあってか体が重い
そんな朝を迎えて早々だった
ブーーブーーブーー
ケータイが鳴る
画面には『来那』と書かれていて慌てて俺は電話に出た
「もしもし?」
『も、もしもし!?律くん?』
来那ではない人が出た
この声は
「海さんですか?」
『おう!お、お、落ち着いてよく聞いてくれ!』
落ち着いてないのは海さんの方だと思うけど
「はい?」
『来那が倒れた』
「………え?」
またか?
『だ、だから急いで病院に来てくれ!
俺も一緒にいるから!』
「わ、わかりました!」
俺は急いで着替えて病院に向かう
来那のためならなんのその
俺は走って駅まで向かい
病院へと急いだ
病院に着くと来那が寝ている病室へ案内された
ドクドクと心臓を激しくさせながらも
病室のドアを開ける