何度だって、君に好きと伝えよう。
✱✱✱






あれから愛叶は本当に帰ってしまった。


そして、LINEで翔くんに指定された場所へと、ケータイを握りしめて向かう。







「か、翔くん…?」

「あ、来た来た。」

「話し…って?」

「あ〜…まぁ、いきなりしんみりすんのもなんだし。バスケやんね?」






…バ、バスケ?



「私、運動苦手なんだけど…」

「知ってる。何年の付き合いだと思ってんの?」

「だったら、最初から…「大丈夫。できる。」





翔くんはゴールを見据えたまま、私に言葉を投げかける。
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