芸人
第16章 現実
楽屋で入り前に健太は、急に元気なくなった。

「兄さん、すみません。俺が誘っていながら・・・・・・・・・」

「どうした?」

「昨日、親父が急に倒れて・・・・・・・」

「え?親父さんは?」健太は首を振って

「今日、本当は実家に帰らないといけないのです。でも挑戦したいから・・・
俺、勝負したいから・・・・・・・これが最後かもしれないのです。
夢だった兄さんと舞台立てたことが叶って嬉しいです。
もうこれが最後なのです。すみません・・・・・・・・・・・・・」

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