【完】『空を翔べないカナリアは』

かなり美姫は穴があったら入りたいような心持ちにもなるらしく、

「なんかね、イケメンは崚で懲りたからさー」

美姫は渋い顔をして、

「なんか崚がいろいろ迷惑かけたみたいで」

「美姫ちゃんと別れたあとやもん、謝る必要なんてないやん」

貴慶は一笑に付した。



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