きみは風のようだった


「そんなの理由なんて…ない」





じゃあなんで??







「傍にいたいと思うからいるだけ。ただそれだけ。」







爽桜は笑ってる。









「そらが嫌だったら離れる。でもそらがいて欲しいって思ってくれるなら、俺は傍にいるよ。」








「爽桜…」







いつの間にか私より大きくなった爽桜の腕の中に包まれた…。














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