『ツインクロス』番外編
長「あら、冬樹くん。いらっしゃい!」

夏「ええっ?ふゆちゃんっ??」

冬「こんにちはー。僕のファースト・キスは7歳…だったかな?」

夏「へっ?」

長「なになにっ?問題発言っ!それってお相手は誰なの?」

冬「ん?九十九(つくも)さんだよ。僕が島に流れ着いた時に、人工呼吸で命を助けて貰ったんだ」

夏「……っ…!?」

長「ちょっと…。あのね、冬樹くん。それって立派な人命救助じゃない」

冬「ははは。そうだね」

長「ははは…って。もぉ、天然なのか、狙ってるのか…」

冬「…ね、これでなっちゃんの話から上手くそれたでしょう?」←ひそひそ

夏「え…もしかして、そのためにふゆちゃん…」←じーん…

長「や。あのね、全部聞こえちゃってるからね?でもまぁ、この質問はこれでいいかー。もう、おしまいで…」


?「よくなーーーーいっ!!」


夏「ち…(ちから)っ!!」

長「あれっ?神岡っ?」

力「折角質問出したのに、ちゃんと答えてなーーい!!これじゃあ、俺が奪った夏樹のファースト・キスが、本物の夏樹だったのか、夏樹の振りした冬樹だったのか、ハッキリ分からないじゃないかーーーっ!!」

冬「え?僕…?」

長「おいおい、何の話してんだ?神岡…」


夏「…お前…。まだ、そんなこと言ってんのか?力…」


力「…ヒィッ!!」←青ざめ

夏「あの腹パンチ一発くらいじゃ分からなかったっていうんなら…。いっぺんシメてやろうじゃないかっ!!」

力「わーーーーっ!!夏樹っ!!じょっ…じょうだんだよっ!!冗談っ!ごめんてっ!!」

夏「問答無用っ!!」



長「あらら…。最後はバタバタね…。失礼しましたーー。また、第二回やるかもですよー。皆さまの質問もお待ちしております!それでは、まったねーーー♪」

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