ペンダント~夢からわかる過去の真実~
記憶喪失になった夢のことと先ほど思い出した記憶のことでボーっとしていると、
下の階から声が聞こえてきた。
「花乃ーーきょうは入学式でしょ?
はやく支度しなさーい!」
そう言ったのはお母さん。
(....ん?入学式....)
そうだ!きょうは高校の入学式だ!
自分の部屋のハンガーに掛かっている真新しい制服をみる。
ついにこの制服を着るときがきたのか。
あぶないあぶないすっかり忘れてた。
お母さんが声をかけてくれなかったら、
私はずっとここでボーッとしているところだった。
先ほど頭を使いすぎたせいか朝からもう疲れてしまった。
これから長い長い入学式が待っているというのに。