十五歳。
そして



今に至る。



私は佑介に彼の愚痴を言っていた


佑介は静かに聞いてくれる




そして


私も彼の愚痴を聞く



私も静かに相槌をうちながら聞く




佑介は私の浮気相手


ということに


抵抗はないみたいだ


なぜなら


誰でもいいからだ


だれでもいいから性欲を


満たしたい


ただそれだけなのだ



私と同じ



この関係が心地よかった


お互い深く干渉せず


性欲を満たしあっていた




だから私はやめられない



この関係を



もちろん




佑介にも恋愛感情は一切ない





ただ




1人になりたくないのだ




誰でもいいから


一緒にいてほしい





一人は







寂しい
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