意地悪上司は私に夢中!?
お昼、花と戸田さんと一緒に社食でランチをすることになった。
今日はエビフライがふたつ乗っている日替わりAランチ。
売り切れる前でよかったねえと言いながら3人で空いている席に座る。
「え?別れたの?」
戸田さんはもぐもぐと口を動かしながら眉をひそめた。
「はい。急だったからけっこうダメージ大きくて」
「私も朝聞いてびっくりして眠気覚めました」
私は早速エビフライに手を付け始める。
なんせ、昨日の夕飯はスナック菓子。
今朝だって食べてきてないんだから、せめてお昼はおいしく味わいたい。
「…人生わからないもんだねえ。結婚まで行くと思ったのに」
戸田さんはしみじみと宙を見上げる。
「私も数か月後には正式にプロポーズされるんだろうなって思ってたんですけどね」
ひとりでいるときは苦しかったはずなのに、今は不思議とこうやって平然と話せる自分がいる。
聞いてくれる人がいるのというのはすごく救いになるものなんだな。
今日はエビフライがふたつ乗っている日替わりAランチ。
売り切れる前でよかったねえと言いながら3人で空いている席に座る。
「え?別れたの?」
戸田さんはもぐもぐと口を動かしながら眉をひそめた。
「はい。急だったからけっこうダメージ大きくて」
「私も朝聞いてびっくりして眠気覚めました」
私は早速エビフライに手を付け始める。
なんせ、昨日の夕飯はスナック菓子。
今朝だって食べてきてないんだから、せめてお昼はおいしく味わいたい。
「…人生わからないもんだねえ。結婚まで行くと思ったのに」
戸田さんはしみじみと宙を見上げる。
「私も数か月後には正式にプロポーズされるんだろうなって思ってたんですけどね」
ひとりでいるときは苦しかったはずなのに、今は不思議とこうやって平然と話せる自分がいる。
聞いてくれる人がいるのというのはすごく救いになるものなんだな。