独り占めしても、いいですか?
「ごめんね、凛君」
俺の隣に来た絢香さんが、心配そうに舞台上のシンデレラを見つめた。
「あれは、日和なんですか?」
「うん」
くそっ、何がどうなってんだ。
日和が舞台に上がる…⁉︎
それは日和の意志なのか?それとも無理矢理…
いや、それはないな。
女優をメインとして活動しているプロが昨日会ったばかりの素人に無理矢理押し付けるわけがない。
じゃあ日和が自ら…?
いや、今はそんなことどうでもいい、大変なのはこの先だ。
ここにいる観客の数は計り知れない。
それだけの視線を一気に浴びているんだ。
正直立っているのもやっとなはず。
いつ倒れるかわからない。
俺の隣に来た絢香さんが、心配そうに舞台上のシンデレラを見つめた。
「あれは、日和なんですか?」
「うん」
くそっ、何がどうなってんだ。
日和が舞台に上がる…⁉︎
それは日和の意志なのか?それとも無理矢理…
いや、それはないな。
女優をメインとして活動しているプロが昨日会ったばかりの素人に無理矢理押し付けるわけがない。
じゃあ日和が自ら…?
いや、今はそんなことどうでもいい、大変なのはこの先だ。
ここにいる観客の数は計り知れない。
それだけの視線を一気に浴びているんだ。
正直立っているのもやっとなはず。
いつ倒れるかわからない。