独り占めしても、いいですか?
「あ!ひよ姫こんなところにいた!」
「はぁ…はぁ…ひよ姫様、探したよ…」
衣装係のリーダーと副リーダー、萌ちゃんと咲良ちゃんが大きく手を振りながら私の方へ走って来た。
……嫌な予感しかしない。
「さ!早く行かないと!」
萌ちゃんに手を引かれて一歩踏み出したところで、
「待って…!」
と言うと、萌ちゃんが動きを止めて私の方を振り返った。
「えっと…どこに行くの?」
なんとなく予想はついてるけど。
「どこに…って、体育館横だけど?」
「ひよ姫様、これからミスコンの時間だよ?」
咲良ちゃんが手に持っているステージのプログラム表を手で示しながら言った。
それは知ってるんだけど…
もう私の頭には最悪のストーリーしか浮かんでこない。
「はぁ…はぁ…ひよ姫様、探したよ…」
衣装係のリーダーと副リーダー、萌ちゃんと咲良ちゃんが大きく手を振りながら私の方へ走って来た。
……嫌な予感しかしない。
「さ!早く行かないと!」
萌ちゃんに手を引かれて一歩踏み出したところで、
「待って…!」
と言うと、萌ちゃんが動きを止めて私の方を振り返った。
「えっと…どこに行くの?」
なんとなく予想はついてるけど。
「どこに…って、体育館横だけど?」
「ひよ姫様、これからミスコンの時間だよ?」
咲良ちゃんが手に持っているステージのプログラム表を手で示しながら言った。
それは知ってるんだけど…
もう私の頭には最悪のストーリーしか浮かんでこない。