独り占めしても、いいですか?
「凛君、透君!
今日の自由時間は何して遊ぶの?」
「あー、鬼ごっことか?」
「鬼ごっこ楽しそう!」
「めんどくさい」
「それもわかるー!」
女の子が群がっている集団が目に入った。
中心にいるのは2人の男の子。
少し赤っぽい髪の子と、紺っぽい髪の子。
すごく綺麗な顔をしてて、イケメン…
みんなにモテてるのも納得…
けど、あの人達…私はあんまり好きじゃない。
だって、女の子のこと、弄んでるみたいなんだもん。
みんなに平等に優しくしたり、笑顔を向けたりするのはいいことだけど…
あれは優しさなんかじゃない。
優しいからモテてるんじゃない。
モテてるのは顔だけ。
それをわかってて女の子を集めてるのが…
好きじゃない。
今日の自由時間は何して遊ぶの?」
「あー、鬼ごっことか?」
「鬼ごっこ楽しそう!」
「めんどくさい」
「それもわかるー!」
女の子が群がっている集団が目に入った。
中心にいるのは2人の男の子。
少し赤っぽい髪の子と、紺っぽい髪の子。
すごく綺麗な顔をしてて、イケメン…
みんなにモテてるのも納得…
けど、あの人達…私はあんまり好きじゃない。
だって、女の子のこと、弄んでるみたいなんだもん。
みんなに平等に優しくしたり、笑顔を向けたりするのはいいことだけど…
あれは優しさなんかじゃない。
優しいからモテてるんじゃない。
モテてるのは顔だけ。
それをわかってて女の子を集めてるのが…
好きじゃない。