独り占めしても、いいですか?
「失礼なこと言うな」
紺色の子が真顔で凛君の肩を引いた。
もう1人の子はちゃんと常識がある人みたい。
「凛が『あの子可愛いから話しかけよう』って言ってついてきてやったんだろ」
「そんなの…透の聞き間違いだ!」
透……名前かな?
あんまり表情変わらないし、無愛想だけど…
でも、この人となら仲良く…
「お前も、もっと笑った方がいいぞ。
笑わないやつはかわいくない」
なれない。
『あなたに言われたくありません!』
って言いたいのを必死にこらえて言葉を飲み込む。
確かに笑ってないかもしれないけど、それは緊張してるからであって…
それに、表情を全く変えない人よりはマシな自信はあるもん!
「凛君、透君、あっちで遊ぼー」
ツインテールに髪を結んだ女の子がやってきて、そのまま2人を連れて行った。
紺色の子が真顔で凛君の肩を引いた。
もう1人の子はちゃんと常識がある人みたい。
「凛が『あの子可愛いから話しかけよう』って言ってついてきてやったんだろ」
「そんなの…透の聞き間違いだ!」
透……名前かな?
あんまり表情変わらないし、無愛想だけど…
でも、この人となら仲良く…
「お前も、もっと笑った方がいいぞ。
笑わないやつはかわいくない」
なれない。
『あなたに言われたくありません!』
って言いたいのを必死にこらえて言葉を飲み込む。
確かに笑ってないかもしれないけど、それは緊張してるからであって…
それに、表情を全く変えない人よりはマシな自信はあるもん!
「凛君、透君、あっちで遊ぼー」
ツインテールに髪を結んだ女の子がやってきて、そのまま2人を連れて行った。