物理に恋して
「そーいや、お前、彼女の誕生日すぐとか言ってなかった?何あげんの?」
「何にしよ」
「ネックレスプレゼントするやつって束縛するタイプらしー」
「どゆこと?」
「首輪で縛っときたい、みたいな?」
「まじ? 俺も縛りつけたい、いやむしろ、縛られたい♡」
「...」
「あ、有馬だ。おはよーす」
「はよ」
「せんせーやる気ねー!」
爆笑の少年たち。
朝からどんな会話してんだよ、と思いながらも、自分に言われてる気がしてならず、苦笑する。
いつのまにか、美月は食堂に消えて。
騒がしい男子も、バイキングの列に並んでる。
ー「なんかさー可愛くね?」
ー「つーか色っぽい」
そんなふうに思ってる奴がいるなんて、絶対気づいてないよな..