イケメン部 〜第2巻〜

其ノ弍

家に着いた澪和を、孤独が襲う。




あっという間だったなぁ……




御影とお泊まりデートをした時のことを振り返る。

そう大して恋人らしい事はやっていないのだが。

何方かと言えば、ドタバタの方が多かった気がする。



「疲れた〜!」



澪和はストン、と自分のベッドにダイブした。

まだ昼にもなっていない。




……なんか食べに行こうかなぁ




置きっぱなしのカバンを見る。

久しぶりに外食がしたい、そんな気分だ。

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