幻想の蕾
???said
「はじめまして。皆さん。
わたしは、白蕾想愛。今日からこの学園
に、転校してきました。どうか、よろしくお願いいたします。」
そう言った転校生の白蕾想愛は、優しく
微笑んだ。
彼女は、とてもキレイで珍しい容姿を
していた。
髪は、真っ白だけど先端に近づくほど、
ピンク色をしていた。
目は、薄いピンク。
そして、髪が先端に近づくほど、色が変わるのは、妖精族の特長。だから、あの子は
妖精族と、人間のハーフかな。だって、
妖精族は、耳が尖っているけど、あの子は
尖ってないしね。
あ、妖精族というのは、魔法界に数多くある、種族の中の一つ。そして、ここに
集まっている生徒の多くは人間。たまに、
魔族がいるくらい。
ちなみに私は、人間。人間の特長は、
寿命が短く、知能が高いこと。繁殖率が高いこと。
魔族の特長は、浅黒く、魔力が強いこと。
その証拠に、この学園にいる魔族の子は、
ほとんど、実技で好成績を残している。
妖精族は、耳が尖っていて、身長が小さいこと。あと、羽がついていて、空を飛べること。
エルフ族は、妖精族と同じく、耳が尖っていていること。身長が、高いこと。魔力の
コントロールがうまいこと。それに、
金髪碧眼の美形。
ドワーフ族は、お金に価値を見出ださす、
たった一点の技術において価値を見出だす。
エルフ族と妖精族は、村を作ってそこで
共存している。そして、ほとんど他の種族
と関わりを持たない。それもそのはず、
この二つの種族は、その美しく、珍しい
容姿のせいで、人間や、魔族に捕まり、奴隷として売られてしまうことが多いのだ。
そして、人間以外は、皆長寿なのだ。その
かわりに、繁殖率が低く、数が少ない。
特に、妖精族やエルフ族は、数が少ない。まあ、その理由は、人間の乱獲もあるんだけどね。
あれ、自己紹介してなかったっけ?私は、
紅神 陽(アカガミ ヨウ)。よろしく!!

???said

ヨウsaid (NEW!)
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