イジワル男子の甘い声


ノアは私の体調をすごく心配してくれたけど、とにかく身体面では元気だということを伝えた。


普段なら、こういう誘いにあんまり乗ったりしないんだけど…。


精神面でズタズタな今、心配かけたくない友達以外の誰かの声がすごく嬉しかった。


単純に、あのノアだから、っていうのもあると思うんだけど。


私は、慌てて身支度を始めに自分の部屋へと向かう。


ノアが迎えに来るまで後30分。


私より3つ年上のノアは、車で迎えに行くなんて言ってくれた。


ハーフのイケメンはやることが違う。


相手があのノアだけに、どんな格好でいけばいいかすごく悩む。


私の服は、セールで見つけたやっすいものばかりだけど、多分ノアは、うん万円するような服を全身にまとっているんだろうに。


いつもパンツ派のくせに、数少ないワンピースを取り出してから、少しドキドキして鏡の前で着てみる。


少しでも、恥にならないようにしなきゃ。


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