イジワル男子の甘い声


パパが私と話そうとしなくなって、その寂しさがsakuの曲を聴くことで半減されていたのに、そんなsakuが隣に住むあいつなんて。


何にも頼らないで、1人で立派に強く生きるのが、パパにとって、私に一番なってほしい理想の娘なのだろうか。


ピロン


ん?


今日はスマホが良くなる日だ。


パパとの電話を切ったばかりのそれなら通知音がなって、画面を見る。


「うわっ、」

画面には『noah』の名前に続いて、メッセージが並んでいる。


そのままタップして、メッセージアプリへと画面飛ぶ。


『やっほ〜♪双葉ちゃん元気?急で悪いんだけど、今日一緒にお茶できないかな?大丈夫なら連絡ちょうだい』


ノアからお茶のお誘い?!


あの人気モデルから直接のお誘いメッセージにびっくりして固まってしまう。


そして、すぐに返事を打つ。


『お久しぶりです。大丈夫ですけど、実は私、今日学校を休んでおりまして…』



『え、そうなの?!大丈夫?体調悪いなら無理しなくてもいいんだけど!』


ノアからすぐに返事が返ってきて、それから何件かやり取りをする。


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