イジワル男子の甘い声


「あの…ノア、私一緒にいて大丈夫なのかな?ほら仕事に影響…とか」


「ん?俺モデルだよー。アイドルならまだしも、他人にそういうの騒がれる意味がわからないよ。大人は気をつけろっていうけどねー」


「は、はぁ…」


ノアは自由に仕事を楽しんでるって感じだな。芸能人って何かあればすぐに取材陣に囲まれて、質問攻めに合うってイメージだから。


「それより、双葉ちゃんこそ俺といて大丈夫なのー?男の車に簡単に乗り込むなんて」


「え…」


「襲われちゃうかもよー?」


綺麗な顔をしてそんな危ないことをいう彼に不覚にもドキッとしてしまった私は、多分すごくバカだ。


「運転しながらどうやって襲うんですか」


「フッ。双葉ちゃん面白いね〜そういうこと言ってんじゃないのー」


赤信号になってブレーキを踏んでから、ノアは私の頭に軽くチョップを入れた。




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