イジワル男子の甘い声
「だからって…あんな言い方…」
「優作のことだからどんなんだったか予想はつくけど、双葉ちゃんだってとっくに気付いてるんじゃないの?」
「っ、…?」
ノアは片方の唇の端を少しだけ上げてニヤッとすると、ゼリーを食べていたスプーンで私のパフェの抹茶アイスをすくって口に放り込んだ。
まだ会って日が浅いのに、こういうことを簡単にしちゃうところ、やっぱり外国の血が入ってる人は違うなと思う。
まぁ、ノアのおごりだから私がどうするって権利はないと思うのだけど。
「見かけによらず、優しいでしょ?優作」
そう言って、アイスがついた唇を舌でペロッと舐める彼をみて、少しゾワっとした。
ちゃんとセクシーでちゃんと男の人なんだ、って今やっと気が付いた。