イジワル男子の甘い声





「あぁ…死ぬ…」


自分のベッドにバタンと倒れて呟く。


「お菓子買いに行く余力なんてないっつーの」


あの後どこかで柏場のスイッチが入ってしまって、そりゃもう大変だった。


基本がなってないだとか、暗記なら誰でもできるから脳みそに詰め込めだとか。


私、なんで柏場なんかにお願いしちゃったんだろうか。


でも、わからないところは全部ちゃんと教えてくれたし、常にイラつきながらだけど。


それにしても、どうして突然教える気になったんだろう。私の頭はそればかり。


モデルのノアが関係してるのかな。


彼が現れて、突然店を出たし…。


っていうか、なんでノアと知り合い?


謎がどんどん深まるばかりだけど、とりあえず今日はもう、考えることをやめよう。




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