キミが死ぬまで、あと5日~終わらない恐怖の呪い~
「リナ。落ち着いて」


沙良がそう言い、再びリナに手を差し伸べた時だった。


パンッ!と肌をうつ音が響き渡っていた。


沙良が左ほおを押さえ、唖然としてリナを見つめている。


リナは肩で呼吸を繰り返し、ジッと沙良を睨み付けている。


沙良がリナを叩いたんだ。


そう理解するのに、少し時間が必要だった。


「なにするの!」


そう叫んだのは円だった。


他のグループと一緒にいた円がすぐに駆けつけて来る。


「円も登録してるの?」


沙良に謝る事もなく、リナはそう言った。


「登録って、どこに?」


「呟きサイトだよ」


「あぁ……。どうだったかな……」
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