キミが死ぬまで、あと5日~終わらない恐怖の呪い~
気がつけば、あたしも沙良も小走りになって2人の元へと急いでいた。
「どうしたの?」
「妙な地蔵を見つけたんだ」
息を切らしながら寛太がそう言った。
「妙な地蔵?」
あたしはそのまま聞き返した。
「あぁ。1体だけ歩道側に立てられた地蔵を見つけた」
「歩道側に……?」
お地蔵はすべて河に沿うようにしてたてられている。
「それって、別の地蔵じゃない? 事故とか」
沙良がそう言った。
「そうかもしれない。でも、その地蔵だけは手入れがされてなかったんだ」
博樹がそう言った。
あたしと沙良は目を見交わせた。
ここにあるお地蔵はどれも綺麗だ。
それなのに、1体だけ手入れがされていないのは確かに妙だった。
「どうしたの?」
「妙な地蔵を見つけたんだ」
息を切らしながら寛太がそう言った。
「妙な地蔵?」
あたしはそのまま聞き返した。
「あぁ。1体だけ歩道側に立てられた地蔵を見つけた」
「歩道側に……?」
お地蔵はすべて河に沿うようにしてたてられている。
「それって、別の地蔵じゃない? 事故とか」
沙良がそう言った。
「そうかもしれない。でも、その地蔵だけは手入れがされてなかったんだ」
博樹がそう言った。
あたしと沙良は目を見交わせた。
ここにあるお地蔵はどれも綺麗だ。
それなのに、1体だけ手入れがされていないのは確かに妙だった。