キミが死ぬまで、あと5日~終わらない恐怖の呪い~
☆☆☆
寛太に習ってゾロゾロと廃墟へと足を踏み入れて行く。
玄関はホコリっぽく、下駄箱の上には割れた花瓶がそのまま置かれていた。
土足のまま家に上がり、一番手前の部屋へと入ってみることになった。
そこは6畳くらいのリビングになっていて、大きなテーブルが1つ残されているだけだった。
「ここにはホコリがないね」
沙良がそう言う。
「本当だね。玄関を開けた時よりもずっと綺麗」
部屋の中はもっと汚いと思っていたので、ひとまず安堵した。
でも、どうして部屋の中は綺麗なんだろうか。
疑問が頭をもたげて来る。
寛太に習ってゾロゾロと廃墟へと足を踏み入れて行く。
玄関はホコリっぽく、下駄箱の上には割れた花瓶がそのまま置かれていた。
土足のまま家に上がり、一番手前の部屋へと入ってみることになった。
そこは6畳くらいのリビングになっていて、大きなテーブルが1つ残されているだけだった。
「ここにはホコリがないね」
沙良がそう言う。
「本当だね。玄関を開けた時よりもずっと綺麗」
部屋の中はもっと汚いと思っていたので、ひとまず安堵した。
でも、どうして部屋の中は綺麗なんだろうか。
疑問が頭をもたげて来る。