大切なキミへ。
✱遥side✱



✱✱✱✱✱






今日は土曜日。

友達の那須と修学旅行の準備をするため、遊びに来た。


久しぶりに執事の仕事、休んだかも。






「なぁ。」

「ん?」

「遥ってさ…相園さんのこと好きなの?」

「…えっ。」

「なんだよ、図星?笑」

「いや…それは…!」

「何も言わないよ。なんか事情があんでしょ?」







那須は爽やかな笑顔でそう言ってくれた。
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