大切なキミへ。
「ねぇ、叶愛。」

「…ん?」

「西園寺くんへの気持ちを…無理して忘れなくてもいいと思うの。」

「…え。」

「だって叶愛はこんなにも好きなんでしょう?」






こんなにも?と首を傾げる私に姫咲は言う。





「泣くほど、よ。」



笑って言う姫咲は、本当に綺麗でお姫様だ。
< 43 / 315 >

この作品をシェア

pagetop