大切なキミへ。
「まぁ、いいわ。
今日は愚痴でも何でも付き合ってあげるわ!」





姫咲は、私の腕を掴みショッピングモールの中へと急ぐ。





✱✱✱





「ショッピングモールってこんなにも人が集まるのね。」

「知らなかったの?」

「逆に私よりお金持ちの叶愛は知ってるの?」

「もちろん。パパが好きだからね。」





高級ブランド店よりも。と付け足すと…




「へぇ〜!好感度上がるわ♡」


…と、なぜかニヤける姫咲を横目に私は好みのお店を見つけた。
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